ひ、ひっこした!



インターネットの移転も終わり、これで完全に引越しが完了したのでございます。

いやホント、引越しというものは、エネルギーを使うものでございまして、普通に仕事をしながらというのは、全く、なんつーか、もー、疲労困憊!!
あー、一人って、とっても静かでよく眠れるわと思ったけど、ただ単にアホほど疲れてるからじゃないかと思ったよ。

これがだよ。
あたしのように、わがままな引越しならばともかく、不本意な移動であったらば、どんなに疲れることか。
本当に、人がみな、自分に一番合う水をいつでも飲める土地で暮らせることを、祈りたいのでございます。

どんな水が大好きなのかを、どこまでしつこく考えて生きるのか、また、どんな水を出してしまいたいと切望しているか、そんなしつこさや切望が、贅沢なことだとは、どうしても思えない。
思ったらいけないと、思い、これからの対価や生活を、考えてゆきたいのでございます。



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1Q84


予約していた村上春樹の新刊がやっと届いたのでございます。
で、早速読んだのですが、まず、なんというか、これ、終わってないよね・・・。

上下巻だと聞いていて、本の表紙も確認してやしないから、てっきり完結してるもんだと思ってたんだけど、BOOK1 BOOK2ってなってるし、これ、終わってないと思うんだけども・・。

まず、そこでびっくりさせられた今回の春樹先生でございました。

本屋さん行ってすぐに買えなかったの悲しかったけど、待っている間にあたしが『闇の子供たち』を経験できたのは幸運だったと思います。

しかし、これを読んで語れるほど、まだ村上春樹の怒りどころが今回わかっていないのでございます。
ただ、今回出てきた青豆さんは、村上春樹先生が書く女性にしては、少しだけ生々しかった気がいたしました。セックスを多く語っている部分ではなく、青豆さんの台詞や涙は、今までの春樹先生の女性たちよりだいぶ、温度が高かった気がいたします。

小さい頃に生きる理由の全てになった人を、20年たってもただ日々あたたかく想い、しかし決して会おうとはしないという愛の形はそれは宗教であると思います。
その愛は、楽でステキな愛ではあろうが、しかし、人間であるならば、いつかは命を懸けてでもひとつになれる世界へ踏み出さずにはおれないだろう。
その、誘惑というか、宿命というかから、逃げられはしないのでございましょう。
確かに、心の中に確実にあって心から一歩も外に出ないものなど無いに違いないよ。出さなきゃ出さないで別の世界を作り上げてゆくのよ。別の、なんというか、面倒でわかりにくい世界を。

だからといって、いつも心から具体的に出していけよ!
というそんな直球のお話ではないのでございます。

ある場所や人にたどり着くのに、どうしたって回らなきゃならない険しい道があり、たとえその場所や人へ伸びてる舗装された短い道路があったとしても、その舗装された道を行って会ったら、その場所や人は別の顔をしてる訳でございます。
説明されるまで待ったらいかんのだ。ものごとの多面性に気づけ!常に気づけ!!
という、大変厳しいお話でございました。

いつでも、気づかなきゃならんのです。いろいろある道の中で、どの道を通ったら、会いたい人に会えるのかを。

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かわいいお話

今日はお休みでございまして、あたしは腹が痛かったので、かわいいお話ばっかりをむさぼりました。

まず、チームナックスの『HONOR』の舞台DVDを見たのでございます。
やっぱり脚本演出の森崎さんのいい人っぷりが爆発している舞台で、あたしには綺麗すぎるお話ではあったんだけど、安田さんの非常に説得力のある演技でとにかく泣けてしまいました。
土地を愛するって、絶対に幸せなんだと思うのでございます。
あたしもですね、かつて八州(しつこいがうどん屋)が無かったら何らかのミサイルを落としてやりたいと真剣に思っていた群馬も、今は愛してしまっているのでございます。
なんかね、子供に妙義山登山させたり、榛名湖で一泊でカッター漕がせたり、それぞれの学校に近い山ん中でオリエンテーリングさせたり、何より、あほみたく郷土カルタをやらせたりして、そのせいで(たぶん)学力レベルが他県より圧倒的に低くなっちゃってるとことか、いとおしい!

子供時代って、ふだんはあんまりおもしろくなかったけど、登山やカッターやオリエンテーリングは今でも鮮明に覚えてるくらい楽しかったものー。
それが今でも続いてるって、こないだグループのみなさまで榛名行った時わかって、すごく嬉しくなっちゃったのでした。

そんなことを考えながら、ふるさとのお話である『HONOR』を見ました。
まー、泣きました。
だって、洋ちゃんぼろぼろ泣いてるんだもの!!
あれ、生で見てたら相当ひどく、しゃくりあげて泣いていたかもしれませぬ。
北海道の五人が一生懸命演じるだけで、ものすごくあったかいふるさとっぽさはいつも感じるのだけれど、更に五倍マシくらいで感じた舞台でございましたよー。

そんで、次に『タイガー&ドラゴン』を見たのね。
そしたらロケがほとんど浅草なもんだから、これまたモーレツに懐かしくてですね。
今んとこ、やっぱりまだ群馬より浅草が懐かしいのねぇ。
正ちゃんのモツ煮とかめちゃくちゃ旨いんだよなぁと思いつつ見て、これまたいい話すぎて最終話はしゃくりあげました。
いやもうもうもうもうホントいいドラマだよ、クドカンさすがだよ。
いつも尊敬してる長瀬さんを更に尊敬したり、やはり岡田准一さん、あたしファンだなあと思ったり、なにより、西田敏之という人の芸っぷりにはまいった。
まいったぞー!!!!!!

ほんで、最後に『ペネロピ』という、クリスティーナ・リッチが呪いで豚の鼻を持って生まれてきた女の子の役をしているファンタジーを見たのでございます。
これについても、かわいい映画なのでいろいろ言いたいのですが、一番気になるところはだよ。
クリスティーナ・リッチがね、豚っぱなの特殊メイクをしているときの方が全然かわいいってところなんだよ。
クリスティーナ・リッチは、今までのファンタジーの常識を覆し、自分で自分の呪いを解いて王子様を探しに行ってあげる強くかわゆいヒロインなのですが、呪いのとけた後より、絶対にかわゆいのよ、豚メイクの方が。
豚ッパナのペネロピは外に出たことが無いので、必然本をよく読む女の子なのですが、強さってのは想像力の量だと、この映画を見て思ったのでございます。
ペネロピは、いろんなことをきちんと受け止め、あほな母親を許し、いろんな事を言う世間を許し、どーしょもない男を許し、自分の行くべき道を行くんだけども、あの、受け止める心の強靭さというのは、文字の中だけではあるけれども、あらゆる人や心の形を経験しているので、現実に向き合う際に想像力というクッションをいつも使えたところから生まれるのではないかしらと思うのでございました。
全く知らない事に対し人は、怯えてろくなことできないからね。

セットとか、衣装もかわゆい映画でございましたよー。

おなかの痛いときは、かわいいお話を詰め込むと、けっこう簡単に幸せな気持ちになれるので、そんな時におすすめのかわいくて強いお話『ペネロピ』でございますー。

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闇の子供たち

『王手』の阪本監督の去年の映画でございます。

この映画のラストシーンのショッキングっぷりに、ちょっと涙ぐんでしまいました。
『ミスト』も確かにショッキングで、神様ってひでえなあと思うが、
『闇の子供たち』の方が更に神様はひどいのでございます。
『ミスト』は、あきらめなければそこに救いがあったのに、何故あきらめてしまうんだ、人間よ。という映画だったけれど、
『闇の子供たち』は、あきらめてくれ。どうしたって救ってやれないんだ、諦めてくれ、人間よ。という映画なのよ。

アジアの子供(タイ)の臓器売買の映画ですが、あたしが切なくてどうしようもなくなったのは、それとは全く関係の無い、人の欲望の形でございます。
前に、ゲイの友人が「ゲイとかSMだったらまだ相手を見つければいるからなんとかなるけどさ、ぺドってのは大変だよ」と悲痛な表情で言っていたのを思い出したよ。

心から求めるものを、幸せのうちには絶対に手に入れられない。誰かを確実に不幸にする以外には、手に入れられない。そういうことって、この世にけっこうあるかもしれないけれども、女性の代用としてではなく、真剣に子供にしか向かない欲望を飲んで生まれてきた人は、いったいどうしたらいいというのかしら。
そんな情欲など汚らしいから切って捨てればいいだろうと、きっと、簡単に人は言うんだろうと思う。自分の欲望の本当の形を見ようとしない人程そう言うんだろうと思う。

人間として生まれたからこその苦痛を、原作で梁石日がどんなふうに書いたかというのは、まだ読んでないのでわからないのですけれども、阪本監督が江口洋介さんで撮り上げた様は、本当にやるせなかったのでございます。

江口さんの演技が、あたしから見るとモーレツに下手なのよ。
なんでこんな下手な演技かなあと思っていると、だんだんそのぎこちなさが、一人の男のどうしようもないぎこちなさとして迫ってくるのよ。
ぎこちない中の、本当に自然な台詞「ああ、そうだよ」が、ものすっごく後から効いてきてしまうのでございます。ちなみにこの台詞は写真たてを持った妻夫木くんとのやりとりなんですけどもね。
見終わった後に、純度の高い切なさが身体の中に不快ではなく残って、人ならではの残酷が、アールグレイを飲んだ後の残り香のように香るのでございます。

人が人に対する残酷さではく、人ひとりが抱えた闇の深さ残酷さに呆然としてしまう、おそるべき映画でございました。
あらゆるかたにオススメしたいと思います。


と、今日は「なんなのどういうことなの!映画を見て確かめてやる!」と、これを読んでくださったかたが思ってくださるように書いてみた!
だから、ぜひ見て!!


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すするぞー!!


ゼアウィルビーブラッドをWOWOWさんでやっていたので、録画をいたしました。
録画しつつ、こんだけ好きならDVDを購入するというのが正しいことだと思い、ダークナイトと一緒に購入を考えております。
映画のDVDをね、買い始めたらあたしは終わりな気がしていたんだよ。
あれもこれも、自分の手元においておきたくてたまらない映画全てを、きっと満足いくまで集めてしまいそうな気がするんだよ。
なので、今までいくらお安くなっていようとも、自粛をしていたのでございますが、ゼアウィルビーブラッドはやっぱり買ったほうがいいので、自分の中のひとつの決まりごとをおらー!と壊して購入しようと思います。
大好きな映画はさあ、ジャケット見てるだけでときめくのよう。
辛い時にジャケットを見るだけで(目からビーム出てDVDの信号読み取りそうなくらい見るが)、ときめくのでございます。

ええと、ゼアウィルビーブラッドのラストシーンで、ダニエル・デイ・ルイスがインチキ神父のポール・ダノに「おまえのミルクシェイクを遠くから俺はすすってやる! ずひゅーん!!」とすする真似をしてポール・ダノをいじめるのでございます。
何はともあれ、遠くからすするってのはよくないよ。
何でもかんでも、遠くからすすったらだめなんだよ、いろいろ。
わかりやすく、「てめー、すすってんじゃねーよ!」と言われそうな距離からのみ、すすることを許したほうがいいと思うのよ。
あたしら日本人も、かなり遠くからどこかの国のミルクシェイクをすすっているわけでございます。国内でも、もちろん一部の誰かが大勢からすすっているのでございます。わりと大きな会社で仕事してるとうっかり遠くからすすることに加担しているので、なるべくすすらない為にできる全てをこっそりしたりするのでございます。

さて、あたしは昨日、我慢できないくらいうどんがすすりたく、しかし、愛する八州はお休みだったので、仕事から帰ったとたんに湯をわかし、つゆを作り、思うさまうどんをすすったのでございました。
もー、うどんすばらくうまい!!!
みんな、うどんすすってりゃいいのよう。蕎麦ももちろんいいけどね。
石油をがんがん掘ってた時代のアメリカも(今のアメリカでもいいけど)、うどんが無いのが悪い気がする。
出汁の味をちゃんとわかったり、真っ白なうどんやきらめく蕎麦をすすればいいのよ。ホントに。

というわけで、欲望がぎらぎらしている孤独な小汚いオヤジ役でも、たまらなくセクシーでステキなダニエル・デイ・ルイスのススメでございますー。


拍手ひとことお礼を書かせていただきます!

mさま、黒豆茶はやはり飲んだ後食べるのでございますか!!
明日は食べてみますですよー。やーん、どんな感じなのかしら!熱湯につかってる訳ですから、やわらかくなっているのでございますよね? あの袋を破く時に豆が飛び散らないように気をつけねばなりません。熱い豆が飛んでってみなさまを直撃したら、ごめんと言う前にものすごく笑っちゃいそうだよー。
そして、イソフラボンがとにかく足りておりません。女性ホルモンが全然足りておりません。
あたしも豆乳を飲みつつゆっくりした時を過ごし、女性ホルモンを勝ち取らなければなりませぬー。

kさま、拍手ひとことありがとうございましたー!
会社に連絡していかないとですね、魔王と戦っているときに「あ!やべ、あの件どうなったろー!!」など思い出し、うまく戦えないのでございますよー。そしてお風呂が爆発するってのは、一番びっくりするパターンでございます。ゆっくりつかってリラックスの極致にあるのにもかかわらず、ぼかーんと爆発した日にゃ、助かったとしても全裸で訳のわからない踊りを踊るしかないのでございます。
バトンていろいろあるけど、お題がおもしろいとやってておもしろいものでございますねー。
サボり倒しでございますが、またサイトの方へも遊びにいらしてくださいませ。ありがとうございました!


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